新卒12月内定率5.5ポイント増の86.4% 14年3月卒の大学生、民間調べ
リクルートキャリア(東京・千代田)が26日にまとめた2014年3月卒の大学生の12月1日時点の就職内定率は86.4%と前年同月と比べて5.5ポイント上昇した。景況感の回復期待から企業の新卒の採用意欲は引き続き高く、来年1月以降も前年を上回るペースで採用が続くとみられる。
リクルートキャリア(東京・千代田)が26日にまとめた2014年3月卒の大学生の12月1日時点の就職内定率は86.4%と前年同月と比べて5.5ポイント上昇した。景況感の回復期待から企業の新卒の採用意欲は引き続き高く、来年1月以降も前年を上回るペースで採用が続くとみられる。
2015年度の新卒者採用(15年春入社)については、「14年度計画と同程度」とする方針である経営者が約5割を占めた。「増やす」「やや増やす」企業も合計で17%に上った。14年度採用は景気回復期待などを背景に積極的な企業が多いが、15年度もその傾向が続きそうだ。
長野県内で大学進学予備校などを運営する信学会(長野市、市川雅朗理事長)は来年1月、インターネットを通じて大学生に就職活動のノウハウを教える「就活予備校」を始める。社会人としての基本的なマナーや面接などのテクニックを伝授するほか、個別の就職相談にも応じる。大都市と比べて情報が乏しい県内学生の需要を取り込む。
関西の中小企業が2015年春に入社する新卒社員の採用を積極化している。景況感の改善で仕事が増えるなか、即戦力となる中途採用に加え、中長期的に企業を支えてくれる若手を採る動きが活発になっている。大企業も採用数を増やす傾向にあり企業の採用競争は一段と激化しそうだ。
リクルートホールディングスは18日、2015年卒の大学生(院生含む)を対象とした企業の新卒採用の見通し調査を発表した。回答した企業の13.3%が、14年卒と比べて採用数を増やすとしており、前年調査と比べて3ポイント上昇した。同社は業績回復で各社の採用意欲が高まっているとみている。
パナソニックは16日、2015年春に入社する新卒社員の採用人数を700人と14年春(予定)に比べて2倍に増やすと発表した。同社は14年3月期に3期ぶりの最終黒字となる見通しで、業績回復に一定のメドが付いたとみて積極採用に転じる。16年春以降も同水準の採用数を目指すという。
あしなが育英会(東京)は15日までに、奨学金を貸与している高校生遺児らの世帯を対象にした調査で、経済的理由で進学を断念し就職を選択する生徒の割合が、2年前の調査より大きく増えたとする結果を発表した。教育費は67%が「不足している」と答えており、困窮する遺児世帯の実態が明らかになった。
2015年3月卒の学生の就職活動が始まった。業績回復を背景に企業の採用枠拡大の意欲は強い。だが企業は短期間に大量の学生の中から選ぶ従来型の採用システムに限界を感じ、多様な人材をとろうと独自の採用手法に知恵を絞る。一方、大学側も「就職率」で人気が左右されることから学生の就活サポートに必死だ。16年卒からは就活解禁が大学3年生の3月に繰り下げられ、就活期間はますます短くなる。就活は今、新たな変革期に入ろうとしている。
2015年3月卒の大学生の就職活動が1日、始まった。東京都内の各地で合同企業説明会が開かれ、多くの学生が真剣に耳を傾けた。好業績を背景に企業の採用意欲は高まっている。筆記試験や面接による企業の選考が解禁される来年4月1日の「本番」に向け学生の緊張感が高まりそうだ。
2015年3月卒の大学生の就職・採用活動が12月1日に始まる。業績の回復で採用意欲が高まっている企業は、優秀な学生を確保しようとあの手この手の採用活動を準備している。経団連が示す採用ルールに縛られない外資系企業はすでに内定を出している。売り手市場の様相を呈するものの企業は質重視の選考を続けており、学生にとって油断は禁物だ。