新卒パナソニック、新卒採用2倍の700人に 一芸入社も
パナソニックは16日、2015年春に入社する新卒社員の採用人数を700人と14年春(予定)に比べて2倍に増やすと発表した。同社は14年3月期に3期ぶりの最終黒字となる見通しで、業績回復に一定のメドが付いたとみて積極採用に転じる。16年春以降も同水準の採用数を目指すという。
700人の内訳は大学・大学院卒が600人、高等専門学校・高校卒が100人。文系、理系の内訳は公表していない。一部、秋入社の社員も含む。
新入社員は自動車や住宅といった同社が成長分野として重視している事業に重点配置する方針。新規事業を生み出すため、特定の分野に秀でた人材を積極的に評価する“一芸入社”制度も取り入れる。通常とは選考過程が別で、応募する際に学生が選べる。
同社は12年3月期と13年3月期に2期連続で7500億円を超す最終赤字を計上。新卒採用は12年春から14年春まで3年連続で約350人に抑えていた。16年春以降は「短期的な経営状況で採用数を増減させずに、安定的に人材を確保する」方針。同社はピークの1991年春には約4200人を採用した実績がある。