新卒就活スタート、都内の説明会に6000人 企業は厳選採用
2015年3月卒の大学生の就職活動が1日、始まった。東京都内の各地で合同企業説明会が開かれ、多くの学生が真剣に耳を傾けた。好業績を背景に企業の採用意欲は高まっている。筆記試験や面接による企業の選考が解禁される来年4月1日の「本番」に向け学生の緊張感が高まりそうだ。
リクルートキャリアが東京・渋谷で開催した説明会には6000人の学生が集まった。東芝や伊藤忠商事など約20社が企業概要や採用スケジュールなどを説明した。「中途入社用の転職サイトのほうが、その企業が求める具体的な能力を記載しているケースが多い」などのアドバイスを学生が熱心に聞き取っていた。参加した独協大学3年生の男子学生(21)は「いよいよ始まった」と緊張した面持ちだった。
楽天が東京・中央のイベント会場で開いた説明会「みん就フォーラム」には75社が出展。2日までの2日間で、前年より約200人多い5000人以上の来場を見込む。
来場した青山学院大学3年の男子学生は半年ほど前から就活対策に取り組んでいるが「先輩から有名私学クラスでも内定をもらうのは各社数人ずつだと言われた」と気を引き締めていた。
来年1~2月には学生によるエントリーシートの提出が本格的に始まる。4月1日に企業の選考試験が解禁。同月中には「内々定」が出始めると見られる。経団連のルールで正式な「内定」が企業から出るのは10月1日以降だ。