5月求人倍率、1.36倍に改善=24年ぶり高水準、失業率は3.2%

総合5月求人倍率、1.36倍に改善=24年ぶり高水準、失業率は3.2%

厚生労働省が1日発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント上昇の1.36倍と3カ月連続で改善した。1991年10月以来、24年7カ月ぶりの高水準。一方、総務省が同日発表した労働力調査(同)によると、5月の完全失業率は3.2%で前月と同水準だった。厚労省は「雇用情勢は着実に改善が進んでいる」との判断を維持した。

 有効求人倍率は、全国のハローワークに申し込んだ求職者1人当たりの求人数を示す。求職者数が0.9%減る一方、求人数が0.3%増えた。正社員の有効求人倍率は0.02ポイント上昇の0.87倍で、集計を開始した2004年11月以降で最高となった。
産業別の新規求人数は、教育・学習支援業(前年同月比25.6%増)や宿泊・飲食サービス業(同24.3%増)など主要11業種が全て増えた。
都道府県別の有効求人倍率のうち、企業の求人票を受理したハローワークの所在地別で見ると、最高が東京の2.03倍、最低が沖縄の0.98倍。地震からの復旧需要で建設業の求人が増えた熊本は前月比0.03ポイント上昇の1.30倍となった。