キャリアの溝部正太社長「高齢化社会にマッチした人材サービス」

紹介キャリアの溝部正太社長「高齢化社会にマッチした人材サービス」

高齢者向けの派遣事業と介護士・看護師の人材派遣・紹介を手掛けるキャリアが27日、東証マザーズに上場する。溝部正太社長に今後の成長戦略や事業内容などを聞いた。

――事業内容を教えてください。

 

キャリアの溝部正太社長

キャリアの溝部正太社長

「事業は大きく分けて2つある。高齢化が深刻な日本では労働力不足が深刻。『シニアワーク』事業では高齢者の就労支援を通じて、労働力不足に悩む企業と就労意欲の高い高齢者の橋渡しをしている。人材コンサルタントは高齢者の個別の事情に配慮が求められ、育成には1~2年の歳月が必要となる。高齢者の要望を汲み取り、企業に対して高齢者の就労を提案できる人材コンサルトを抱えていることは大きな強みだ」

「もう一つの『シニアケア』事業では資格を有しているにもかかわらず、就労していない潜在看護師や潜在介護士向けに人材派遣・紹介を行っている。常勤職員が休みのときだけなど、期間を限定した就労を提案し、介護施設の人不足と柔軟な勤務を望む看護師・介護士のミスマッチを解消するのがこの事業だ」

――同業他社に比べた強みは。

「高齢化の流れが進むにつれて、高齢者が就労する流れや介護施設での人手不足は進んでいく。高齢化が進むほど需要が高まる市場に特化していることが最大の強み」

――今後の戦略は。

コールセンターや事務系の派遣、資格を持った高齢者派遣を増やしていきたい。高齢者は作業が非常に丁寧で、職場への定着率も高い。パソコンに強い高齢者も増えてきているので、システムエンジニア派遣を始めることも検討している」