都内13年失業率4.2%に低下 女性の社会復帰進む

中途都内13年失業率4.2%に低下 女性の社会復帰進む

東京都が27日発表した2013年の労働力調査都内集計で、完全失業率は4.2%と前年比0.3ポイント低下した。改善は3年連続だが、今回は女性の就業者が増えたのが特徴だ。既存の失業者が職を得ただけでなく、子育てなどで職探しを取りやめていた女性の社会復帰も進んだ。

女性の就業者数が303万3千人と9万3千人増えた。一方、男性就業者は413万人のまま増減がなかった。産業別でみると、医療福祉や卸小売業で女性の就業が増えている。年齢別では35~44歳、45~54歳で増えており、子育てを一段落したり景気回復で職探しを再開したりして社会復帰する女性が増えているとみられる。

完全失業率は求職者を労働力人口で割って算出する。女性の社会復帰が進めば分母となる労働力人口が増える。同時に職探しをしていた女性失業者も減少したため、失業率が下がった。

ただ、13年の失業率はリーマン・ショックのあった08年の3.8%より高く、いまだ改善途上といえそうだ。