リクルートの前期、純利益7%減 本業好調ものれん償却が重荷

総合リクルートの前期、純利益7%減 本業好調ものれん償却が重荷

リクルートホールディングスが13日発表した2016年3月期の連結決算は、純利益が前の期比7%減の645億円だった。主力の人材募集・派遣や販促メディア事業は好調だったが、企業買収に伴う営業権(のれん)償却などの費用がかさんだ。17年3月期の連結純利益は前期比5%減の615億円を見込む。

前期の売上高は前の期比22%増の1兆5886億円だった。住宅や旅行向けを伸ばした販促サービスが5%増えた。人材募集は国内が好調だったほか、米国では求人検索インディードの認知向上によりユーザーが拡大。同事業を扱う「人材関連メディア」は19%の増収となった。

営業利益は1140億円と、7%減った。のれん償却が響いた。減価償却費とのれん償却額を加えた「EBITDA」は6%増えた。

17年3月期の連結売上高は前期比6%増の1兆6900億円、営業利益は7%増の1215億円を見込む。年間配当は前期と同じ50円を予定する。

同日記者会見した峰岸真澄社長兼最高経営責任者(CEO)は、TOB(株式公開買い付け)を実施している欧州人材派遣会社USGについて「6月から7月に子会社化が実現し、子会社化した場合に(今期業績に)反映されてくる」と説明した。