| 第1章のアンケートでは、内定の連絡があまりにも早いと「人手不足なのでは?」「ちゃんと選考しているのか?」という懸念が出てくることが分かりました。では、求職者の予想より「さらに早い」連絡はどう受け止められるのでしょうか。
本章では、採用内定の通知が思ったよりも「早く」来た場合、または「遅く」来た場合、アルバイト先に対してどのような印象を持つかを探りました。

求職者のメリットが大きいスピード内定
1章で分析した理想のタイミングより内定連絡が早かったとしても、好印象を持って受け止められることが分かります。
「遅い連絡よりは断然印象が良い」「自分が必要とされていることを実感する」「採用の理由をきちんと伝えてくれて、次の出勤について丁寧に指示を頂けたら、働きやすい職場だと思える」といった声からも分かるように、早期連絡は職場への安心感、信頼に直結します。連絡は早めの方が求職者にメリットを感じてもらえるようです。
予想外に遅い連絡は内定辞退に直結
一方、「内定連絡が思ったよりも遅い」だと悪印象が89%。連絡が遅いのは論外と考えて良いのかもしれません。
「軽んじられている気がするので、連絡が遅くなれば他のバイトを探すと思う」「思ったより遅く採用通知をもらっても、もうそこで働くモチベーションは湧かない」といった回答から分かるように、求職者にネガティブなイメージを持たれ、内定辞退につながる恐れがあるのです。
つまり、第1章のアンケート結果とあわせて考えると、内定連絡のタイミングは応募者が望む「翌日~2日後」よりも「早く」行うのが良いと言えます。即断即決で採用を進めることで、内定辞退者を減らすことができるだけでなく、応募者にメリットを感じてもらうことができそうです。
ただ、「あまり早いと、ちゃんと選考しているのか不安」という応募者の心情をケアするのも大切です。選考理由を明確に伝えつつ、「あなたという人材にぜひ働いてほしい」という思いを伝えるようにしましょう。また、アルバイト開始までの手続き、スケジュールもしっかり説明しておきたいですね。
採用担当者として、応募者の不安を払しょくし、晴れやかな気持ちでアルバイトに臨んでもらえる環境を整えていきましょう。
回答者の声
- ●早く来た場合、「印象は良い」を選んだ方
- ・面接を行った人に決断力があると感じる。迅速な対応は何より好印象です(30代男性)。
- ・採用の連絡が遅いのは担当者の怠慢だと思ってしまいます(30代女性)。
- ●遅く来た場合、「印象は悪い」を選んだ方
- ・採用通知の期限を守れない会社は、時間にルーズなイメージになる(20代女性)。
- ・3~4日なら許容範囲だが、それ以上か「〇日以内に連絡する」という期日を過ぎると、かなり印象が悪い(20代女性)。
まとめ
- アルバイトの複数応募が前提になっている今、早期の内定通知が重要。面接の「翌日~2日後」よりも早い内定連絡を心がけたい。
- 早すぎる通知を「人手不足」「体制の不備」だと考える応募者も少なくない。内定を出す際は、しっかりした選考理由や、「あなたに来てもらいたい」という思いを伝えるのが望ましい。
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