シルバー人材規制を緩和 週40時間労働に上げ、厚労省方針

総合シルバー人材規制を緩和 週40時間労働に上げ、厚労省方針

厚生労働省はシルバー人材センターの就業時間規制を緩める。週20時間以下としてきた就業時間を週40時間に引き上げる。政府が掲げる一億総活躍社会の実現に向け、高齢者の就労を支援する。2016年度の実施を目指す。

厚労省は18日、雇用対策基本問題部会を開き、シルバー人材センターの機能強化を盛りこんだ報告書を了承した。来年の通常国会に高年齢者雇用安定法の改正案を提出する方針だ。

今のシルバー人材センターの扱う業務は臨時・短期で軽易な業務に限っている。センターの会員になっている高齢者に紹介するのは清掃や駐車場管理などが多い。就業時間の拡大に加え、10日程度に限っている月当たりの労働日数制限もなくす。

就業時間を増やせば、シルバー人材センターの紹介できる業務が増える。今までは清掃や駐車場管理などが主だったが、人手不足のサービス業などで働きやすくなる。派遣会社などの民業圧迫にならないよう、センターの監督権限を持つ都道府県が業務範囲などを指摘できるようにする。