世田谷区が全国初の保育人材確保サイト開設

総合世田谷区が全国初の保育人材確保サイト開設

世田谷区は、保育士に特化した求人情報の検索などができるポータルサイト「せたがや Hoiku Work」(ホイクワーク)を開設した。同区によると、こうしたサイトを自治体が開設するのは全国で初めて。保育士として働きながら、二子玉川や三軒茶屋といった人気の街に住むことができる魅力を発信する。

就職情報サイトを運営する「マイナビ」と連携して開設し、主に区内の保育施設からの求人情報を掲載。会員登録すると応募や問い合わせをすることができ、区は保育施設側と応募者の双方の要望などを踏まえてマッチングに当たる。

さらに、保育士に求められる「子供中心の保育」とはどういうものかを提示した「世田谷区保育の質ガイドライン」も掲載している。

サイト運営と合わせて、同区は原則として区内の新規施設開設事業者に採用活動についての専門的な助言を行う事業を実施する。今月から名古屋、大阪など地方での就職相談会も順次実施していく。

同区は、認可保育所に入所を申し込んでも入れない「待機児童」が今年4月1日時点で1182人(都福祉保健局調べ)と3年連続で全国で最も多く、待機児童の解消に向けて保育園の整備を進めている。しかし、他自治体では保育士が確保できないことから開設遅延などの問題が発生。このため、保育士の確保が急務だと判断し、専用の人材情報サイトの開設について検討してきた。