アルバイト・パート流通・外食業界 人材確保を強化
景気の回復傾向などを背景に人手不足に対する懸念が高まっている流通や外食業界では、従業員の採用専門のコールセンターを新たに設けるなど、人材確保に向けた取り組みを強化しています。
流通や外食業界では、首都圏を中心にパートやアルバイト従業員の確保などで人手不足の懸念が高まっていて、中には従業員の不足で一部の店舗を休業するといった影響も出ています。
こうしたなか、コンビニチェーン最大手の「セブン-イレブン・ジャパン」は先月、パートやアルバイトの採用を専門に受け付けるコールセンターを開設しました。
各店舗が行っている採用だけでなく、会社自体で全国の応募を一括して受け付ける体制を整えて、人材確保を強化するのがねらいです。また、牛丼チェーン大手の「すき家」を運営する「ゼンショー」は、ことし6月から全国7つの地域に、地域の実情に応じた採用活動や職場環境の改善などを担う運営会社を設立します。
人手不足の影響でパートやアルバイトの時給は上昇傾向が続いていて、情報サービス大手、リクルートグループの調査によりますと、3大都市圏では9か月連続で前の年の同じ月を上回っているということです。
リクルートワークス研究所の大久保幸夫所長は、「人手不足はサービス低下にもつながる。採用活動で出遅れれば経営へのダメージになるとして人材確保を巡る競争は今後も続きそうだ」と話しています。