女性エンジニアの本音「産後はエンジニア職を続けられない」

女性雇用女性エンジニアの本音「産後はエンジニア職を続けられない」

トライアロー株式会社が、エンジニア職に就く(または就いていた)25~49歳の女性100名を対象に、転職や再就職にまつわる調査を実施したところ、結婚・妊娠・出産等女性ならではの節目や家族の転勤・親の介護等で退職した人が約6割となり、就業状況がライフステージの変化に左右されやすいことが明らかになった。

また、就業先を選ぶ際の重要視する項目として「給与・待遇」「福利厚生」「社風・雰囲気」よりも、「勤務地」「勤務時間」「職種」が上回り、報酬等自分が得られるもの・ことよりも、場所や時間にかかわることを優先していることがわかった。

 

女性エンジニアの本音「産後はエンジニア職を続けられない」

■結婚、妊娠、出産、育児、介護、家族の転勤等、何かしらのきっかけで転職・退職をしたことがある人は約6割

まず、「あなたは転職または退職をしたことがあるか」を聞いたところ、「ある」が78.0%、「ない」が22.0%となった。また、「結婚、妊娠、出産、育児、介護、家族の転勤等、何かしらのきっかけによる転職・退職をしたことがあるか」を聞いたところ、「ある」が58.0%、「ない」が22.0%という結果になり、約6割がライフステージの節目で、仕事を辞めているということがわかった。

■結婚→出産と状況が変わると、働きやすさの感じ方も変わる

続いて、「現在エンジニアとして働いている会社(またはエンジニアとして働いていた直近の会社)は結婚・出産後も続けられる環境だと思うか」の質問に、「とても思う/まあ思う/どちらともいえない/あまり思わない/全く思わない」で回答してもらったところ、結婚後は「まあ思う」が最多だったのに比べ、出産後は「どちらともいえない」が最多となり、状況が変わると働きやすさの感じ方も変わるという結果になった。

さらに、出産後「続けられると思わない」に回答した人に、その理由を聞いたところ「就業時間が長く、両立は無理」「土日の作業もあるから」等、労働時間に関する声が多数だった中「前例がない」「男性9割の社会で、子供の都合で早退やお休みが難しい」といった、エンジニア業界ならではの回答も見られた。

■就業先を選ぶ際、重要視することは「勤務地」「勤務時間」「職種」

では現在の(または直近の)就業先を選ぶ際、どんな点を重要視したのか聞いたところ、報酬面や福利厚生、社風を抜いて、「勤務地」(84.6%)、「勤務時間」(75.6%)、「職種」(74.3%)がTOP3となった。

ちなみに、同社が同時期に行った男女のエンジニアを対象とした「転職にまつわるアンケート」では、「給与・待遇」「勤務地」「職種」がTOP3だったことから、25歳以上の女性エンジニアは報酬等自分が得られるもの・ことよりも、場所や時間にかかわることを優先していることがわかった。

■調査概要
調査期間: 2015年2月20日~23日
調査対象:エンジニア職に就く(または就いていた)男女/1都3県在住、25~39歳
回答数:300人
調査方法:インターネットリサーチ