新卒新卒採用、7月までに「内定」65% 民間調査
2016年春の新卒採用で7月までに内定を出す企業が65%にのぼることが、人材サービスのディスコ(東京・文京)の調べでわかった。経団連の新しい指針は、選考活動の解禁を8月1日としており、実質的に形骸化しつつある現状が浮き彫りになった。早めに動く企業は辞退を想定し、例年より多く内定を出す傾向が強いという。
内定を出し始める時期は4~8月が全体の約8割を占めた。月別にみると6月が19.7%で最も多かった。2番目は19.5%で8月だった。既に内定を出している「4月以前」と答えた企業も17.2%あった。
約6割の企業が15年春と比べて内定辞退者が増えると見込んでいる。7月以前に面接を始める企業の約7割が「例年より多めに内定を出す必要がある」と回答。8月以降の企業は約3割だった。
同社はこれとは別に学生を対象にした調査も実施した。5月1日時点で内定(内々定も含む)を持つ学生の比率は17.9%。特に理系女子が高く21.1%だった。
新卒採用を予定する企業を対象に4月27日~5月8日にインターネットで調査した。1000人以上の大企業130社を含む488社から回答を得た。
