総合長期失業者5年ぶり100万人割れ 求人増で
長期失業者が減っている。総務省が17日に発表した2014年の労働力調査(詳細集計)によると、1年以上仕事を探している失業者は89万人と前年より15万人減った。100万人を割り込むのは5年ぶり。人手不足で企業からの求人が増えて、仕事に就きやすくなっているためだ。
長期失業者は直近のピークの10年(121万人)から26%減り、08年以来の水準となる。長期失業者の4分の3が男性で、男女ともに減っている。
仕事を探す人1人に対する求人数を示す有効求人倍率は1倍を超えて、職種や賃金といった労働条件にこだわらなければ仕事に就きやすくなっている。完全失業者に仕事に就けない理由を聞いたところ、「条件にはこだわらないが仕事がない」と答えた人は7%にとどまり、過去10年で最も少なくなった。
34歳以下の若い完全失業者にしぼると、仕事に就けない理由として最も多いのは「希望する種類・内容の仕事がない」で36%、「条件にはこだわらないが仕事がない」とする回答は7%にとどまった。