すかいらーく、新卒採用の8割バイトから 人手確保へ

新卒すかいらーく、新卒採用の8割バイトから 人手確保へ

ファミリーレストラン最大手のすかいらーくは2016年春入社の新卒採用者のうち、8~9割をアルバイト出身者にする。バイトでの実務経験を重視し、面接を少なくしたり適性検査を簡略にしたりして優遇する。これまでも新卒者の3割がバイト出身者で、離職率が低いなどの長所があるという。即戦力と期待できるアルバイト学生を確実に採用する。

すかいらーくは昨秋、8年ぶりに再上場した。今後は出店を増やす方針で、16年春入社は15年春の2倍にあたる200人の新卒を採用する計画だ。人手確保の一環としてアルバイト出身者の優遇を決めた。

全国のファミレス「ガスト」や「バーミヤン」などでは現在、16年春入社の対象となる大学や短大、専門学校などの学生4000~5000人が働いている。学生の多い地区では3月以降、責任者が各店で働くアルバイト学生に会社の全体像などを説明し、就職先としての検討を促す。

同社ではアルバイト出身者の入社3年内の離職率が約10%と、バイト未経験者(約30%)と比べて低い。店長が現場で仕事を教える負担が軽くなる利点もある。若くても早く昇格昇給できる新人事制度を4月から取り入れることも強調し、学生を獲得していく。