トラブルの多い職場の傾向、1位は「女性が多い」

総合トラブルの多い職場の傾向、1位は「女性が多い」

近年、情報化社会の進展などによる職場環境は、急速に変化している。その変化に伴い、 職場の人間関係や仕事のやりがい等の職場環境の心的側面に関する様々な問題が生じている。特に、職場でのいじめや、残業代不払い等の労働問題は深刻な問題となっている。

このような労働環境の課題を早期に発見し対応することによって、職場で働く人々はより快適に働くことが可能となるはず。では、トラブルが起こりやすい職場環境とはどんなものなのだろうか。日本法規情報株式会社は、同社が運営する以下のサイト『法律事務所検索サポート』『弁護士事務所検索サポート』『人事・労務・社会保険相談サポート』『社労士事務所・社会保険労務士事務所検索サポート』『残業代請求・労務問題相談サポート』の運用情報やユーザーへのアンケートを元に、職場環境に関する意識調査を行ない「職場環境の実態」について発表した。

トラブルの多い職場の傾向、1位は「女性が多い」
「職場でトラブルがあると回答した人」に聞いた「トラブルの多い職場の傾向」は?

「現在の職場でトラブルはあるか」についてアンケート調査の結果、「職場でトラブルはない」と回答したのは、21%にとどまり、実に8割近くの人が「職場に何らかのトラブルがある」と回答。職場のトラブルのうち、最も多かったのが「悪口、噂がある」という回答で32%だった。次いで「モラハラがある」が12%、「無視されている、無視されている人がいる」が11%、「仲間はずれがある」が10%、「いじめがある」が8%、「セクハラがある」が4%、「ネットに社員の口コミがアップされている」が1%という結果となった。

◆「トラブルの多い職場の傾向」1位は「女性の多い職場」?

「職場でトラブルがあると回答された人」に行なった「トラブルの多い職場の傾向」についてアンケート調査を行ったところ、最も回答が多かったのが「女性の多い職場ほどトラブルが多い。」という回答で41%という結果となった。次いで「40代~50代の多い職場ほど、トラブルが多い。」が24%、「いわゆる「ゆとり世代」の多い職場ほど、トラブルが多い。」が12%、「職場のトラブルで、感じることはない。(傾向はない)」が11%、「30代の多い職場ほど、トラブルが多い。」が9%、「転職者が多い職場ほど、トラブルが多い。」が4%という結果となっている。

職場環境の人間関係やトラブル等は、結果的に休職、退社に追い込まれるケースもあり、昨今社会問題となっている。そして、現実的には企業側に職場環境の改善を求めても、これを受けて労働環境を改善しようと努力する企業はまだまだ少ないのが実情だ。また、モラル・ハラスメント、パワー・ハラスメントといった職場のいじめ問題は心身の健康や命すら危険にさらされる場合があり、大変深刻な問題である。

まずは、企業側に福利厚生の改善、職場環境を充実させる努力が必要なのは言うまでもないが、個人の立場ではなかなか要望を通すのは厳しいことがある。自分が理想とする職場、トラブルのない職場に出会えることができれば言うことはないが、万が一法律違反ではと考えるケースがあれば、弁護士等の法律家に介入してもらい、相手や雇用主との交渉を行ってもらうなど法的措置で解決できるケースがある。

また、企業にとっても、労働者が気持ちよく働くことができる職場環境づくりは会社の業績をアップさせるための重要ポイントとなる。職場の環境が働きやすいものであれば、社員がもつ能力が充分発揮され気持ちにゆとりができて、生産性がアップされるというデータもある。社会保険労務士は、企業側の「従業員の定着率を高めるアドバイスがほしい」「職員を雇用する際の注意点」「労働時間の管理の適切化」等々の悩みについて、人事の専門家ならではの視点でアドバイスを行うことができる。現状を変えるためには、個々で問題を抱え込んでいても解決されるケースは少ない。まずは最寄りの法律家に相談してみてはいかがだろう。

・有効回答数:678人男性:297人 女性:381人)
・アンケート期間:2015-01-20~2015-01-24