アルバイト・パートLINE、アルバイト求人事業 インテリジェンスと新会社
無料対話アプリのLINE(東京・渋谷)は人材サービスのインテリジェンスホールディングス(HD)と組んで、アルバイトの求人事業を始める。学生などの求職者は普段使っているLINEの対話機能を使って希望に合った働き先を探せる。採用担当者と求職者がチャット形式で対話できるようにもする。LINEやSNSのような双方向性を生かした求人サービスが広がりそうだ。
インテリジェンスHDが51%、LINEが49%を出資して新会社を設立し、2月中に「LINE バイト」サービスを始める。資本金は3億円。インテリジェンスはアルバイト求人情報サービス「an」で取り扱う約10万件の求人情報を提供するほか、新規の求人企業を開拓する。
新サービスの利用者は新たなアプリなどをダウンロードする手間が省けるうえ、友人とのチャットの合間などに手軽にバイト探しができる。今後は面接の相談や選考などを可能にすることも検討する。
アルバイト不足は幅広い業種で続いており、2014年11月の「an」の求人数は前年同月比7割増えた。採用に苦戦する企業は、アルバイトの主な対象になる10~20代の学生らに浸透しているLINEを通じて募集することで、採用を効率化できる。
一方、LINEはチャットや通話だけでなく、電子商取引(EC)や決済などの機能を追加して事業拡大を目指している。アルバイト求人事業でも決済サービスと連動させて報酬を払うといったことも検討していく。