シンガポールと人材業界

総合シンガポールと人材業界

近年、アジアの経済成長が凄まじいですが、そのなかでも特に注目されているASEANの中核国・シンガポール。
日本ビジネスにとっても大きな柱になるため、建設業やIT系・運送会社など様々な業種でシンガポール進出を決める企業が増えてきています。

人材業界でも新たな市場として目を光らせている企業は多いでしょう。
そこで今回はシンガポール×人材業界のまとめをお送り致します。

シンガポールへ進出している人材業界

進出のメリット・強み

・法人税が比較的安い

・ASEANの真ん中に位置しているのでASEANの他国とも行き来しやすい

・キャリアや報酬によってどんどん転職すべきだと考えている国民性から人材の流動性が極めて高い

公用語の中でも英語が重視され、ビジネス言語となっている (国民の英語のレベルが高く、日本人も仕事が進めやすい)


出典:ビジネス環境No.1、シンガポール進出に際してのポイント | 中小企業国際化支援レポート

親日家が多く、日本・日本人に対して好意的でビジネスがやりやすい


出典:ビジネス環境No.1、シンガポール進出に際してのポイント | 中小企業国際化支援レポート

進出のデメリット・弱み

・国土が狭い

・エネルギーや食料、水などの自給率が低く他国に依存している

ほかのASEAN諸国と比べて、全般的に物価がかなり高い


出典:ビジネス環境No.1、シンガポール進出に際してのポイント | 中小企業国際化支援レポート

国際経済情勢の影響の大きさ


出典:シンガポールの弱み | シンガポール経済の動向

就労ビザ取得と更新の基準が厳しくなりはじめたこと


出典:シンガポール進出メリット・デメリット | Dejima

シンガポールの主要求人メディア

シンガポールでよく使われるメジャーな求人メディア3選です。

▶︎JobsDB.com

a0001_014961雇用主は基本的に1ヶ月1万円しない程度で求人広告を載せることができるようです。
応募件数が少なかった場合は再掲載してくれるなどのサービスも。
求職者は履歴書の登録やキャリアアップアドバイスをうけれることはもちろん、仕事の情報をメールで送ってもらうことも可能。
アプリもあり、各SNSとも連動ができるようです。

▶︎JobStreet.com Singapore

ay_vsn01.jpgアジア最大級の求人サイトであり、世界各国からも注目されているようです。
iPhoneアプリにも対応しており、求職者には、希望の条件に近い求人があった際に通知などもしてくれます。
オンラインで履歴書の登録が出来たり、求職活動の進捗チェックも可能。
有料で各種セミナーやキャリアアッププログラムなども組まれており、世界の求人サイトと比較しても、充分競争できる充実ぶりです。

▶︎STJOBS

47newslogoこちらも大手人材紹介サイト。求人サービスはもちろん、サイト内コンテンツがユニークで、ストレスチェッカーが用意されていたり、生年月日を入力すると、ラッキーナンバーを割り当ててくれ、番号に適したラッキーな採用情報を見せてくれたりします。
今年(2014年)に開催されたシンガポール、マリーナサンベイズでの就職フェアの主催もつとめました。

日本との違い

転職=より良い報酬

シンガポールでは日本と違い、転職に対するイメージは”キャリアアップ”。
会社への忠誠心はあまりなく、求職者たちはより良い条件の仕事を常に探しているため、人材業界は売り手市場であり、約2,000ほど事業所があります。

採用コストは低い

紹介料も日本に比べると安価で、人材紹介だと年収の13%~27%で済む上に一度求人を出せばかなりの応募数が見込めます。
ただ、応募のクオリティは不安定なようなので、注意が必要です。
人材業界の方にとっては、数ある人材紹介会社の中で、いかに差別化する仕組みを考えるかが重要となってきています。
ただ、固まりつつある市場での差別化は難しく、登録者数の母数を増やすことも困難になってきています。転職者数は数多くいるものの、シンガポールに住む人口のうちのおよそ3割は外国人。その外国人にはビザの規制を強めているためです。(参考:【シンガポール】外国人就業規制を強化)
アジアを前進させる役割を今後も担っていくだろうシンガポール。
人材リソースをいかにうまく活用していくかが、キーになります。

シンガポールの情報収集サイト

▼日本語サイト

・NNA.ASIA
シンガポールの経済から政治社会、金融などジャンルは幅広く定期的に更新されています。
・AsiaX
ニュースはもちろんシンガポールの飲食店情報や求人情報などもあります。
・シンガポール経済新聞
経済ニュースはもちろんトレンドやカルチャーなどの情報収集もできます。

▼英語サイト

・asiaone
タブレットやスマホでも見れる、大量の情報が行き交うメディア。
・THE STRAITS TIMES
シンガポールの新聞社のwebサイト版。
・The Business Times
経済や株価、企業やマーケットに関するニュースが集まっています。