ユニーグループ、新卒採用の5割女性に 16年春から

新卒ユニーグループ、新卒採用の5割女性に 16年春から

ユニーグループ・ホールディングス(ユニーGHD)は2016年春入社の新卒採用で、内定段階での女性比率を5割にする。14年春入社実績を20ポイント超上回る。管理職に占める女性の割合も20年までに10%に引き上げる考え。安倍政権は成長戦略の一環で女性の積極登用を掲げ、「女性活躍推進法案」が近く国会で審議に入ることから、ユニーGHDも女性登用に本腰を入れる。

ユニーGHDは事業子会社のユニーや、サークルKサンクスなどグループ合計で、16年春入社の新卒採用は120~130人を計画する。来年の内定段階で5割を女性にする方針だ。

実現のため就職活動中の学生向けのアピール方法を見直す。これまで採用パンフレットに登場する社員の女性の割合が2割程度だったのを、男女比を半々にする。採用情報サイトや説明会でも女性社員の登場を増やす。女性が働きやすい職場であることを重点的にアピールする。

主要子会社のユニーとサークルKサンクスを合わせた採用実績で、女性比率は14年春入社が26%にとどまる。過去5年をみても年ごとに波があるものの、女性の数は総じて多くない。

ユニーGHDではグループ合計の正社員約8200人のうち、女性の比率は約17%。女性の採用数が少なく、退職者に占める女性の割合が多いためだ。管理職の女性比率も14年3月末時点で5.9%にとどまる。

同社は管理職の女性比率を20年までに10%に引き上げる方針で、女性社員の定着拡大にも取り組む。女性が働きやすい業務・担当を増やすことが柱で、子会社のサークルKサンクスでは、商品開発のように外回りが少なく本部で働く時間が長い担当で、女性の活用を検討するとみられる。

近く国会で審議に入る女性活躍推進法案は、企業や行政機関に女性登用の数値目標や取り組み内容を盛り込んだ行動計画の策定と公表を義務付けている。