新卒採用を3月以降に繰り下げ ゴールドマン・サックス証券

新卒新卒採用を3月以降に繰り下げ ゴールドマン・サックス証券

ゴールドマン・サックス証券は2016年4月入社の新卒採用分から、日本で採用活動の開始時期を繰り下げる。大学3年生の場合、従来は10月ごろに始めていたのを今後は3月以降にする。経団連が日本の加盟企業に求める指針にゴールドマンも足並みをそろえる。

外資系金融機関はこれまで早期の採用で有望な学生を囲い込んできた。半面、金融業界や外資系企業に関心の高い学生が中心になり、間口を狭めている面もあった。人材獲得競争も激しく、早く内定を出しても入社に結びつかない例もある。

日本企業と同じ採用活動にするのは外資系金融大手で初めてとみられる。学生が一斉に就職活動を始める時期に合わせることで幅広い層から人材を募る。多くの日本企業が参加する就活イベントにも加わる方針。グループの資産運用会社なども一括で採用する。

ゴールドマンは日本で新卒採用を20年以上続けており、生え抜きの幹部も多い。持田昌典社長は「幅広い学生に当社を知ってもらい、働く魅力を伝えたい」としている。