中途9月の有効求人倍率、前月比横ばいの0.95倍
厚生労働省が29日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比横ばいの0.95倍だった。景気の回復基調を背景に有効求人数と有効求職者数がともに増加し、5カ月連続で0.9倍台の高水準で推移した。ただ2月以来7カ月ぶりの横ばいで、3月以降の上昇は一服。QUICKがまとめた市場予想(0.96倍)をわずかに下回った。
雇用の先行指標となる新規求人数は2.7%増と3カ月ぶりに増加した。新規求人倍率は0.03ポイント上昇し、1.50倍だった。現状より好条件の転職先を探す人が増えたことなどで、有効求職者数は0.4%増と4カ月ぶりに増加に転じた。
前年同月と比べた新規求人数(原数値)は9.2%増。業種別にみると、職業紹介や労働者派遣業などを含む「サービス業(他に分類されないもの)」が緩やかな景気回復の影響を受けて18.7%増えた。自動車関連など製造業は16.8%増加した。円安により外国人観光客が増えたことで宿泊業や飲食サービス業は14.3%増えた。建設業も公共事業の増加に伴い9.7%増えた。
都道府県別で最も有効求人倍率が高かったのは東京都の1.39倍、最も低かったのは沖縄県の0.57倍だった。