18年春卒の求人倍率1.78倍 「売り手市場」目安上回る

新卒18年春卒の求人倍率1.78倍 「売り手市場」目安上回る

リクルートホールディングスがまとめた2018年春卒学生の求人倍率は1.78倍で、売り手市場の目安とされる1.6倍を4年連続で上回った。学生優位の「売り手市場」が続くなか、人材確保に焦りを感じる企業が増えている。

入社後に社風や業務内容が合わずに3年内に退職する若手社員も多い。採用のミスマッチを防ぎたい企業にとって、いかにして効率的に自社に合った人材を獲得できるかが大きなテーマとなっている。

企業は性格や能力を深く知る機会を求めようと、既存の就活サービスに頼らない採用手法を模索している。自社の社員が社風などに合った学生を人事担当者に推薦する採用手法では、フリマアプリのメルカリ(東京・港)などが導入。人材サービスのコンビネーター(東京・渋谷)は紹介や推薦型の採用手法の導入を支援する。

エンリッション(京都市)は特定大学の門前に学生専用の無料カフェを設け、企業と学生に出会いの場を提供。留学生向けカフェも開設した。

企業が新しい採用手法を増やすことで、不特定多数の学生を対象にした既存の就活サービスの存在感が低下する可能性もある。