総合リクルート、新入社員の定着支援 ウェブで状態調査
リクルートホールディングスは1日、新入社員の定着を支援する企業向けクラウドサービスを始める。新入社員が簡単な質問に回答を入力すれば、精神状態や業務の達成度を測定できる。上司は結果から新入社員に適切な助言につなげる。人手不足が深刻になるなか、新入社員の離職を防ぐ。初年度は1万人の新入社員の利用を目指す。
子会社のリクルートキャリア(東京・千代田、水谷智之社長)が始める。新入社員は2か月に1回、ウェブ上で質問に選択式で回答する。不安や疲労を感じるかなどを聞く。5段階の回答から自動的に精神状態を評価する。
社会人としての基礎力を早期に身につける機能もある。毎月、「自分で考えて行動する」など目標を選択し、達成度を振り返る。上司は新入社員の自己評価をもとに、助言する。料金はサービス導入時に3万円、利用する新入社員1人当たり1万5千円。
人材業界では、新入社員の退職を防ぐサービスが広がっている。人材サービスのエン・ジャパンは同社が運営する就活サイトの利用企業の新入社員に対し、入社後3年間はメールやイベントなどで悩み相談に応じる。