岩田屋三越、1年契約「メイト社員」を無期雇用へ

総合岩田屋三越、1年契約「メイト社員」を無期雇用へ

岩田屋三越(福岡市)は30日、1年ごとに契約を更新して働く契約社員について、来年4月からすべて無期雇用に変える、と発表した。契約の更新などを気にせず安心して働けるようにして離職などを防ぎ、採用時の競争力も高める狙いがある。

岩田屋三越には、「メイト社員」と呼ぶ契約社員が現在、約500人おり、百貨店の売り場での接客などを担う。今は原則として入社から1年ごとに契約を更新し、4年目以降は無期雇用になる仕組み。2013年度以前に入社した約250人は無期雇用になっている。

ログイン前の続き来年4月からは、全員が入社時から無期雇用になるように見直す。14年度以降の入社でまだ有期雇用の社員と、来年4月の入社予定者をあわせて、約300人が無期雇用になる。

岩田屋三越によると、雇用に期限があることを不安に感じ、より良い条件を求めて離職する社員は少なくなかったという。無期雇用化とともに、業務外の傷病による休職や自己研修のための休職なども認められるようになる。

労働契約法によって18年度以降、有期雇用で5年を超えて働いた働き手は、申し入れにより無期雇用に転換する。人材確保などのため無期雇用に変える企業は広がりつつあり、岩田屋三越と同グループの三越伊勢丹でも、今年4月から同様に契約社員を無期雇用にしている。