新卒, 総合「経済的理由で就職」急増 育英会の高校生調査
あしなが育英会(東京)は15日までに、奨学金を貸与している高校生遺児らの世帯を対象にした調査で、経済的理由で進学を断念し就職を選択する生徒の割合が、2年前の調査より大きく増えたとする結果を発表した。教育費は67%が「不足している」と答えており、困窮する遺児世帯の実態が明らかになった。
高校卒業後の進路希望は、大学や短大が最多の39%、次いで就職が27%。就職希望者のうち経済的理由で進学を断念したとの回答は53%で2年前より13ポイント上昇した。
親が失業中の世帯は10%、働いていても正規雇用は31%にとどまり、非正規雇用が58%だった。10月の平均月給は手取りで約13万7千円。子どものアルバイトで教育費をまかなっている世帯も25%あった。
11月、高校奨学金を貸与している全3464世帯にアンケートを郵送、2273世帯が回答した。〔共同〕