リクルート5%増益 4~6月経常、不動産情報など好調

総合リクルート5%増益 4~6月経常、不動産情報など好調

リクルートホールディングスが9日発表した2016年4~6月期の連結決算は経常利益が333億円と前年同期比5%増えた。不動産情報サイト「SUUMO」や美容分野の「ホットペッパービューティー」などメディア事業が好調なほか、労働市場での需給逼迫が求人広告事業に追い風となった。前年同期に有価証券売却益55億円を計上した反動で純利益は22%減の174億円だった。

連結売上高は4075億円と18%増えた。前期買収したオーストラリアのピープルバンクや米アテロなどが連結対象に加わり、規模が拡大した。

売上高経常利益率は前年同期からやや低下した。拡大する人材派遣事業の利益率が他事業に比べ低いためだ。積極的な買収戦略でのれんの償却負担も重い。同日記者会見した佐川恵一取締役は「18年3月期中に国際会計基準(IFRS)の導入を目指す」と述べた。日本基準からIFRSに移行すれば、のれんの定期償却は不要になる。