総合仕事で大成するのは早起きの人?年収1000万円以上の6割以上が「朝型」
ソニー生命保険は20歳以上の経営者・会社役員と20歳以上の会社員に対し、「経営者と社員の意識比較調査」をインターネットリサーチで実施。1000名の有効サンプルの集計結果を公開した(調査協力会社:ネットエイジア)。
■経営者と社員がともに仕事上大切にしていることは、「時間を守る」「正確・丁寧に」
経営者と社員では、仕事に対するスタンスはどのように異なるのだろうか。20歳以上の経営者・会社役員500名(以下、経営者)と20歳以上の会社員500名(以下、社員)、合計1000名(全回答者)に、仕事において大切にしていることを聞いたところ、経営者では、「時間を守る」が57.0%で最も高く、次いで、「正確・丁寧に仕上げる」(48.0%)、「利益をあげる」(47.6%)、「常に情報を収集する」(42.2%)、「何事もリスクを見込んでおく」(40.6%)が4割台で続いた。
経営者と社員とを比較すると、「利益をあげる」、「常に情報を収集する」、「何事もリスクを見込んでおく」は、経営者(47.6%、42.2%、40.6%)が社員(23.4%、24.6%、25.4%)よりも10ポイント以上高くなった。経営者はリスクを見越し、利益につながる意思決定ができるように、常日頃から情報に対するアンテナを張り巡らせているようだ。また、経営者も社員も、1位は「時間を守る」(57.0%、48.6%)、2位は「正確・丁寧に仕上げる」(48.0%、42.6%)であった。立場に関わらず、約束の時間や締め切りを守ることと、丁寧で正確な仕事を行なうことを大切にしている様子がうかがえた。
■経営者も社員も仕事の進め方は「孤軍奮闘タイプ」が多数派、60代以上のシニア経営者は「巻き込み上手タイプ」が多数派に
次に、全回答者(1000名)に、仕事の進め方について、「孤軍奮闘(ひとりでドンドン進める)」と「巻き込み上手(周囲を巻き込みながら進める)」のどちらに近いか聞いたところ、「孤軍奮闘タイプ」(「孤軍奮闘に近い」と「どちらかといえば孤軍奮闘に近い」の合計)が経営者(56.8%)、社員(61.6%)ともに多数派となった。
また、年代別にみると、経営者では年代が高いほど、「巻き込み上手タイプ」(「巻き込み上手に近い」と「どちらかといえば巻き込み上手に近い」の合計)が高い傾向がみられ、60代以上の経営者では、「巻き込み上手タイプ」が53.4%で多数派となりました。対して社員では、年代による特段の影響はみられなかった。会社をまとめる立場の経営者は、年齢が上がるにつれ、周囲のメンバーの力量を引き出すことのできる巻き込み上手となっていくのかもしれない。
■経営者は「異業種交流会や勉強会」などで社外人脈づくり、社員は「社内人脈づくり」に注力
人脈づくりなどのコミュニケーション面では、経営者と社員でどのような違いがあるのだろうか。全回答者(1000名)に、ビジネスにおける人脈をどのようにして広げているか聞いたところ、経営者では、「ビジネス上関係がなさそうな人ともつながるようにする」(33.8%)と「社外の知り合いと飲みに行く」(30.8%)、「先に相手に何かをしてあげるようにする」(30.6%)が3割台でトップ3の回答となった。ビジネス上の関係の有無を問わずに社外人脈を広げたり、相手より先にメリットを提供したりといった、人脈づくりにおける行動姿勢や心構えがうかがえる。
経営者と社員を比較すると、「ビジネス上関係がなさそうな人ともつながるようにする」は、経営者(33.8%)が社員(13.4%)より20ポイント以上高くなった。ビジネス上のつながりがなさそうな相手だとしても、人脈を広げることで後々の財産になると考えている経営者が多いのではないだろうか。また、「社外の知り合いと飲みに行く」や「異業種交流会・勉強会に参加する」などは、経営者(30.8%、27.4%)が社員(17.4%、13.6%)よりも10ポイント以上高くなった。経営者は社外の人脈づくりに精力的に取り組んでいるようだ。一方、社員は「社内の仲間を増やす」(27.0%)が経営者(13.8%)よりも10ポイント以上高く、社員の最多回答となった。社内人脈づくりに注力している人が多いようだ。
■コミュニケーションで大切にしていることは、経営者も社員も「聞く姿勢」と「あいさつ」を大切にする人が多数
続いて、全回答者(1000名)に、ビジネス上のコミュニケーションにおいて、どのようなことを大切にしているか聞いたところ、経営者では、「相手の話をよく聞く」(53.6%)と「あいさつをしっかりする」(52.4%)が5割台で最上位となった。コミュニケーションにおいて、聞く姿勢とあいさつを重んじている経営者が多いようだ。次いで、「相手の反応を見ながら話す」(39.4%)や「相手の側に立って話す」(36.2%)、「相手の目を見て話す」(32.4%)、「具体例を用いて話す」(30.2%)といった、話し方に関するコミュニケーション術が3割台で続いた。
■仕事で大成するには早起きが有利?年収1000万円以上は「朝型」が6割半
経営者と社員で、時間の使い方に違いはあるのだろうか。全回答者(1000名)に、平日の睡眠時間を聞いたところ、経営者では、「5時間」(22.8%)や「6時間」(34.8%)、「7時間」 (23.6%)に回答が集中し、平均時間は6.1時間となった。社員も同様の傾向だが、平均時間は5.8時間と、経営者に比べてやや少ない。経営者は社員よりも、平日の睡眠時間の確保を大切にしているのではないだろうか。また、日頃の行動は、「朝型(朝早く起きて行動する)」と「夜型(夜遅くまで起きていて行動する)」のどちらに近いか聞いたところ、「朝型」(「朝型に近い」と「どちらかといえば朝型に近い」の合計)が経営者(59.2%)、社員(52.8%)ともに多数派となった、経営者は社員より「朝型」の割合が5ポイント以上高くなった。