【栃木】ハローワーク通じた障害者就職 1516件、7年連続で増

総合【栃木】ハローワーク通じた障害者就職 1516件、7年連続で増

県内のハローワークを通じた二〇一五年度の障害者の就職件数は、前年度比8・2%増の千五百十六件と初めて千五百件を超えたことが、栃木労働局のまとめで分かった。増加は七年連続で、労働局の担当者は「障害者雇用への理解が進み、就労支援の取り組みも実を結んだ」としている。

 新規求職の申込件数は、前年度比8・6%増の三千二十二件で、就職率全体は同0・1%減の50・2%と前年度並み。障害種別の就職件数は、精神が六百一件、身体が四百八十五件、知的が三百六十六件、その他は六十四件だった。

 労働局によると、一四年度に初めて精神障害者の就職件数が身体障害者を上回り、一五年度も増加傾向が続いた。一八年度から、国が定める法定雇用率に精神障害者も含まれるようになるため、精神障害者の就労拡大につながっているという。

 産業別では「医療、福祉」が四百十五件で最多。「製造業」の二百九十三件、「卸売り、小売業」の二百四十一件と続いた。事業の縮小廃止などの会社都合による解雇者数は二十人で、前年度より十一人減った。減少は二年連続。

 労働局の担当者は、改正障害者雇用促進法が四月に施行され、雇用分野での差別禁止が明文化されたことを指摘。「これまでの取り組みを進めつつ、関係機関と連携して障害者雇用の理解促進にさらに努めたい」と話している。 (藤原哲也)