新卒大卒就職率、89.1%に上昇 14年春卒業の北海道内
北海道労働局は28日、今春卒業した道内大学生の3月末時点での就職率が前年同期を0.9ポイント上回る89.1%と、調査開始後3番目の高さとなったと発表した。労働局は「景気回復を背景に、徐々に求人が増えてきたことが影響したのでは」と話す。道外へ就職する割合は過去最低で「地元志向が強まった」とみる。
プラスは3年連続。就職を希望した大卒1万3053人に対し、就職者数は1万1635人だった。男女別の就職率は男子が89.6%、女子が88.5%。道外へ就職した割合は33.5%と前年同期に比べ0.6ポイント低下、過去最低となった。
このほか、短大生の就職率は93.7%(前年同期比3.2ポイント増)、専修学校は95.4%(同1.0ポイント増)で、ともに4年連続で前年を上回った。高等専門学校は99.0%(同0.6ポイント減)で5年ぶりに前年を下回った。
また、労働局が同日、発表した道内の雇用失業情勢によると、新規学卒を除く4月の有効求人倍率は0.76倍(前年同月比0.15ポイント増)だった。
新規求人数は9.3%増の3万2090人と、51カ月連続で前年同月を上回り、4月では過去最多。主要8業種のうち7業種で求人数が増え、医療、福祉は769人増の7255人、製造業は449人増の2365人。