総合人材確保へ官民スクラム/東京都が初の専門職種入職支援
建設業でも人手不足の代表的職種と言われる「鉄筋」「型枠」の入職促進へ、官民スクラムによる無料の短期職業教育が始まった。東京都は今年度から2カ年事業として、鉄筋工と型枠工を対象にした短期訓練を開始、実技指導としてそれぞれの業界団体が講師を派遣して支援する。都が専門職種の職業教育を支援するのは初めて。
都は、今年度から城東職業能力開発センター江戸川校に、2職種の人材育成を目的にした教育コースを新設した。ハローワークに事業パンフレットを配布、求職者に就業前に短期教育を受けてもらうことで、事前の資格取得や、職場のイメージを持ってもらい、スムーズな入職を促進する。
20日には初弾の鉄筋工施工の実技教育が、東京都鉄筋業協同組合(館岡正一理事長)から講師を迎えて行われた。今後、型枠大工の実務教育も行う予定。
同センターの藤田博江戸川校長は、「新たなコースは年間4回予定しており、今後も業界と連携して行いたい」と話している。