非正社員:初めて4割に上昇 パートや再雇用増

総合非正社員:初めて4割に上昇 パートや再雇用増

厚生労働省が4日に発表した就業形態の多様化に関する調査によると、派遣など正社員以外の労働者の割合は、昨年10月1日時点で40.0%で、前回2010年調査の38.7%から上昇した。高齢者の再雇用やパート労働者が増えたことが要因で、1987年の調査開始以来、初めて4割に達した。

調査対象は従業員5人以上の民間企業のほか、今回から公立の学校や病院なども加わった。約1万1000事業所と、そこで働く約3万4000人から有効回答を得た。出向社員を「正社員以外」に位置付けているため、総務省労働力調査の非正規雇用の分類とはやや異なる。

パートは全体の23.2%で契約社員は3.5%、定年後の再雇用2.7%、派遣2.6%などだった。

11年時点と比べた正社員数は、27.2%の事業所が減少し、増加の20.6%を上回った。正社員以外が占める割合は14.1%が増加、14.2%が減少でほぼ同じだった。

正社員以外を雇用する理由(複数回答)は「賃金の節約」(38.6%)が最も多く、「仕事の繁閑に対応」などが続いた。パートや派遣などで働く理由(複数回答)は「自分の都合のよい時間に働ける」(37.9%)が最多。「正社員に変わりたい」との希望は5ポイント増え30.7%となった。