新卒就活日程変更、学生の8割「マイナス」 16年春卒調査
学生の8割が採用日程の変更はマイナスと回答――。就職情報のマイナビ(東京・千代田)が22日発表した2016年春卒の「新卒採用・就職戦線中間総括」では、採用日程の後ろ倒しに振り回された学生の姿が浮き彫りになった。
調査では「マイナスの影響が大きかった」と「どちらかといえばマイナスの影響が大きかった」の回答が合計で79.3%に達し、「プラスの影響が大きかった」と「どちらかといえばプラス」の合計(20.7%)を大きく上回った。
マイナスの理由(複数回答)では「暑い時期に活動しなければならなかった」が60.5%と首位。次に「卒業論文や卒業研究の妨げになった」(55.7%)や「水面下で採用活動する企業があって状況が把握しづらかった」(55.6%)が続いた。「就活期間が長くなった」や「先輩の就活経験が生かせなかった」の回答も多かった。
ゼミ生などの就職に関わる機会が多い理系学生を教える教員への調査では83.4%が日程変更で悪影響があったと回答。就活で授業や研究に集中できない期間が長くなった影響が出た。
経団連は2016年春の採用で面接の解禁時期を4月から8月へずらすよう加盟企業に求めていた。