紹介【トップは語る】UZUZ 第二新卒者と企業のニーズ、マッチング
□UZUZ社長・今村邦之さん(28)
--大卒後3年程度以内の「第二新卒者」に特化した人材紹介サービス会社を運営している
「第二新卒者に対する求人は新卒者の半分以下と少なく、就職活動をする環境としては不利な条件にあるものの、第二新卒者の向上心や専門性は高く、企業側が欲しいと思うような人材もそろっている。一方で、第二新卒者は企業の社風や特徴を見極めたいと考える傾向が強い。人材不足の懸念が高まる中で、企業側と第二新卒者のニーズをマッチさせることが求められており、橋渡し機能が必要だと感じた」
--第二新卒者と新卒者の仕事選びに関する違いは
「新卒者は業界や企業の知名度で選ぶケースが多い。一方、第二新卒者は自分の適性を踏まえ、職種で選ぶことが多い。慎重に仕事を選びたいという意識の表れだろう。新卒者を対象とした就職カウンセリングは1時間半ぐらいで終わるケースが多いが、われわれは第二新卒者に対して20時間ものカウンセリングを行い、適正を判断している」
--経団連が今年導入した就職活動の新ルールで、選考開始時期が従来の4月から8月になった影響は
「短期決戦化が進んだことで、学生、企業側ともに互いを見極める余裕がなかった。このため、入社後にミスマッチがより多く生じかねない状況になっており、第二新卒者が増えることも予想される」
--第二新卒者の採用は今後どうなるか
「短期決戦化に伴って、大手企業が新卒者の囲い込みを強化したことで、新卒者の採用に苦戦した中堅以下の企業は第二新卒者に着目しており、今後さらに第二新卒者に対する求人は広がるだろう。実際、今年度に入ってからの企業からの問い合わせ数は、前年度の約3倍に上っている」