女性雇用働く女性の会社選びの基準が変化するタイミングは
学生の頃の就活では、今までの自分の経験を振り返り、将来社会人として働く姿を想像しながら会社を探したものだが、実際に社会に出た今、もしも転職をするとしたら、学生時代と会社の選び方はどのように変わるのだろうか。
株式会社キャリアデザインセンターが、2015年7月16日~21日に、同社が運営する女性のための転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』のサイト読者に対し「学生時代の就活」と「今」の会社選びの基準の変化についてのWebアンケートを実施したところ、就職活動時と現在で、会社選びの基準が変わったと答えた女性は7割弱という結果になった。
働く女性270人に「学生のころの就職活動時と現在で、会社を選ぶときに重視することは変わりましたか?」と聞くと、7割近くが「変わった」と回答。その変化を探るため、「学生のころ、会社を選ぶときに重視したこと」と「今現在、会社を選ぶときに重視すること」をそれぞれ聞いた。
■学生時代に重視していたポイントの1位「仕事内容」、2位「給料」が、現在の重視ポイントと逆転
学生時代に重視していたポイントについては、1位「仕事内容」、2位「給料」だったのに対し、今重視するポイントは1位「給料」、2位「仕事内容」と逆転。「学生のころは、とにかく給料よりもやりたいことができればいいと思っていました」(31歳/接客・販売)というように、まだ見ぬステージへの期待が大きかった学生時代と比べ、社会に出たことで、生活していく上でのお金の重要性に気付いた人が増えていることが背景にあるようだ。
では、どういった理由で重視ポイントが変化したのか、その理由を見てみると、
【無理がないことが大事と悟った】
「学生のころは仕事終わりの楽しみについてばかり考えていたため、おしゃれな街で働きたいと思っていたが、それよりもまずワークライフバランスがなってないと充実した生活が送れないと気付いたため」(24歳/システム開発)
「学生のころは給与が多い職場を重視していたが、同僚や上司の人間関係が良くないと楽しく働けないと分かった」(34歳/エステティシャン)
【自分より優先すべき存在が出来た】
「最近は結婚を考えるようになったので、ワークライフバランスを気にするようになった。仕事が終わってからご飯を作る時間が必要だな、とか」(25歳/営業事務)
「これまでは自分のために使う前提で給与や休みの時間のことを考えていたが、子供ができてからは子供と一緒により長くいられて、子供のための貯金ができるほどの給与を、と考えるようになった」(25歳/看護師)
アンケートの回答で目立ったのは「ワークライフバランス」という言葉。社会人になってみると、働くことが生活の一部であることが実感を伴って分かるものなのかもしれない。結婚や出産といったライフイベントによって仕事・生活に影響が出やすい女性ならではの判断軸とも言えそうだ。
社会に出る、仕事をするということへのイメージがなかった学生時代と比べ、働いた経験のある今ならもっと自分に合った働き方や、今後の人生を充実させるための職場がどういうものなのかが分かるはず。転職を考えている人はもちろん、そうでない人も、これからどんな生き方をしていきたいのかを踏まえた上で、自分にとっての「良い会社」がどんな環境なのか、改めて考えてみてはいかがだろう。
【調査概要】
調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
調査期間:2015年7月16日~21日
有効回答者数:270名