新卒新卒「ニート」2万4千人 各大学、キャリア教育に力
文部科学省が6日に発表した学校基本調査(速報)によると、就職も進学の準備もしない新卒の「ニート」(若年無業者)はなお約2万4千人に上る。各大学は学生の就労意識を高めるようと、職業観を養う「キャリア教育」に力を入れている。
明治大は4月、全2年生に就職支援などを目的に「キャリア手帳」を配布した。「働くってどういうことだろう」など、学生に考えてもらいたい点をまとめた。就職キャリア支援センターの滝晋敏さんは「明確な進路を描けずに、卒業する学生が一定数いる。早めに将来設計の意識づけをすることが重要」と話す。
入学式に新入生キャリアガイダンスを行う法政大は昨年度から2年生向けにも始めた。
東洋大は4月、就職しなかった卒業生向けに就職セミナーを開催。中村健司・就職キャリア支援課長は「就職環境が良いうちに、将来を考え、就職できるよう指導していきたい」としている。