働く女性の本音、どの程度仕事を続けたい?

女性雇用働く女性の本音、どの程度仕事を続けたい?

「子どもが生まれると考え方が変わる」20代になり結婚ラッシュの後には、そんな言葉を多く耳にするようになるものだ。アベノミクスの3本目の矢である成長戦略の中核として「女性の活躍」が騒がれる中、当社では、働く女性はどの程度「仕事を続けたい」と感じているのだろうか。

IDA (アイ・ディ・アクセス)が、有職者女性300人を対象に、「働く女性のライフステージと仕事に関する調査」をテーマにしたインターネットリサーチを実施したところ、有職子持ち女性のほぼ2人に1人は、出産後までには仕事を辞めたいと思っていることがわかった。また、働く未婚者女性で、出産を希望せず仕事を続けたい人は5人に1人、働く既婚者は3人に1人という結果になっている。

■結婚・出産などのタイミングで仕事をしていくにあたって、あてはまる気持ちは?

【有職者既婚女性 n=143】

子どもがいる既婚女性のみに質問したところ、子どもがいる女性の24.8% が「出産を機に仕事をやめたかった」と答え、4人に1人が出産後の希望と異なり仕事を続けていることが分かった。「結婚を機に仕事をやめたかった」20.8%を含めると、「結婚・出産を経て仕事をやめたかった」人は45.6%にのぼり、ほぼ2人に1人が現実と希望に差を感じている様子。一方、子どもがいない既婚女性は「出産は希望せず仕事を続けたい」は33.3%と3人に1人が仕事中心とした、割り切った回答となっている。

【子どもがいない有職者未婚女性 n=144】

未婚女性では「結婚・出産を機に仕事をやめたいと思っている」という未婚女性は34%となり、子どもがいる既婚者女性3 人に1人が今後仕事をやめたいと思っているとの結果。子どもがいる既婚女性の「結婚・出産を経て仕事をやめたかった」43.8%と比べると低く、仕事の優先順位が高いようだ。「出産は希望せずに仕事を続けたいと思っている」は20.8%となり、5人に1人が生活の中心を仕事に据えているようだが、子どもがいない既婚女性33.3%よりポイント低いのは意外な結果となっている。

■あなたが思う「素敵な女性」とは?

前回の調査では年代別で調査したが、今回は「未婚」「既婚」で調査。すると「きちんとした敬語が喋れる」「メイクが使い分けられる」「周囲の男性からの評価が高い」などいずれの項目も10%以上の開きがあり、未婚女性は「素敵な女性像」のハードルが高いようだ。特に「周囲の男性からの評価が高い」 は既婚者9.8%に対し未婚者19.7%と倍近くの開きがあり、「有職未婚者女性は、既婚女性より周囲を気にする傾向が強い」とも言えるだろう。「周囲からの評価が高い」=「自分の評価も高い」となりがちなのかもしれない。

女性がより活躍する時代になり、結婚・出産などそれぞれのライフステージに限らず様々な状況で、多様な働き方が認められることが大切になってきた。産休・育休を経て職場復帰をすることや女性が管理職を勤めることに、企業は少しずつ理解を示してきているという報道も数多くある。しかし、まだ女性は「どのように働いていくか」をしっかりと意思を持ったうえで行動することが必要だ。

【調査概要】
・調査の方法…株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
・調査の対象…全国の20~49歳の有職者※女性300 人を対象に実施
・有効回答数…300人
・調査実施日…2015年1月27日(火)~28日(水)
※有職者…雇用形態は不問(正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイト含む)