労働組合「必要」6割超、14年厚労省調べ 春の賃上げ寄与か

総合労働組合「必要」6割超、14年厚労省調べ 春の賃上げ寄与か

厚生労働省がまとめた2014年の労使コミュニケーション調査によると、労働組合が「必要」と答えた労働者の割合が61.8%と前回調査(09年)から7.3ポイント上昇した。2年連続で平均2%を超す賃金の引き上げを獲得しており、労組を必要と考える人が増えたとみられる。

調査は30人以上の規模の事業所が対象。5年ごとに実施している。労組が必要ないとの回答は12.5%で7.4ポイント下がった。労使の関係が「安定的」と認識する事業所は86.9%だった。

労使の意思疎通が良好とする労働者は53.5%で4.7ポイント上がった。どのような意思疎通を重視するかは「職場の人間関係」が60.8%で最も高かった。「日常業務改善」が51.7%、「賃金など労働条件」が50.6%で続いた。

労組を束ねる連合によると、15年の定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ率は2.2%。2年連続で2%超の賃上げになった。