女性雇用働く女性が考える「キャリアアップ」とは?
「女性の活躍」について世の中では大きな話題となっているが、働く女性は「キャリアアップ」についてどのように考えているのか。何をもってキャリアアップと考えるのか、それぞれがキャリアプランを持っているのか。年代でも変化があるはずだ。ファッション・コスメ業界の販売員に特化した人材会社IDA (アイ・ディ・アクセス)は、2015 年6月9日~10日の2日間、有職者の女性300人を対象に「お仕事に関する調査」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。
有職者女性に「キャリアアップ」とはどのようなものかを聞くと、全体の1位は「給料が上がったこと」(50.7%)となった。目に見える評価としては納得の結果かもしれない。しかし年代別では、「20 代」56.0%に対し「40 代」44.0%。年代が上がるにつれ、給料では図れない部分もあるのかもしれない。2位は「出来る仕事が1つ増えたこと」で42.0%。逆に「部下ができたこと」10.0%や「最終的な夢に近づいたこと」11.7%は少数派という結果となった。
■「キャリアアップ」するうえで必要だと思うことは?
1位は「評価してくれる上司」で57.0%。続いて「資格」で48.3%。この1位、2位は年代でもあまり差はなく、どの年代でも共通して感じているようにみえる。少なかったのは「プライベートの時間を削ること」の8.0%や「友人など職場以外の相談相手」の14.7%。プライベートのこととキャリアアップは「別物」、と割りきって考える人が多いのかもしれない。
■自身の「キャリアプラン」を立てたことはある?
なんと、8割の人が「ない」と回答。年代別だと、40代の87%が「ない」と回答。ほとんどの人が、キャリアプランを立てたことがないようだ。20代、30代はほぼ同じ割合になった。
■前問で【キャリアプランを立てたことがある】と答えた理由は?
1位は「給料を上げたいから」で58.1%。その他同率2位は「好きな仕事を続けたいから」「仕事を長く続けたいから」「自分が成長したいから」で、いずれも50.0%となり、少数派として「漠然と将来が心配だから」16.1%という結果になった。それぞれではあるものの、キャリアプランを立てている人は、自分でしっかり目的を持っている人が多いようだ。
■前問で【キャリアプランを立てたことがない】と答えた理由は?
全体では、「適度に働きたいから」の35.3%が1位に。20代の26.7%に対して、40 代は42.5%と15.8ポイント差で、「適度に働きたい」と思っている様子が窺える。また注目したいのが、20代の1位が「やりたいことが見つかっていないから」「イメージが湧かないから」でいずれも34.7%、2位が「プランの立て方が分からないから」29.3%となったこと。逆に20代では「必要ないと思うから」17.3%と少なく、「必要だとわかっているけど、具体的にどうしたら良いのかわからない…」という気持ちが強いのかもしれない。
【調査概要】
・調査の方法…株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
・調査の対象…全国の20~49歳の有職者※女性300人を対象に実施
・有効回答数…300人(20代100人、30代100人、40代100人)
・調査実施日…2015年6月9日~10日
※有職者…雇用形態は不問(正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイト含む)