働く女性に聞く「勤務時間」の実態

女性雇用働く女性に聞く「勤務時間」の実態

働く女性向けWebマガジン『Woman type』を運営する株式会社キャリアデザインセンターは、2015年4月16日~20日に同社が運営する転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へ早朝勤務についてのWebアンケートを実施した。

調査で、平均的な出社時間が始業の何分前を聞いたところ、「朝残業」がはかどりそうな1時間以上前に来ている人は10%と少数派であることが明らかになった。また、「早朝出社」派と「ギリギリ出社」派に1日の平均的な残業時間を聞き、その結果を比較したところ、ギリギリ出社派は残業が「ほとんどない」人が半数近く、あっても1時間以内という人が4割という結果になった。一方、早朝出社派では35%が「ほとんどない」と答えたものの、1時間~2時間の残業がある人が20%、2時間以上残業がある人も20%と、出社時間が早い人たちのほうが残業時間も長い傾向にあることが判明した。

働く女性に聞く「勤務時間」の実態

■平均的な残業時間

さらに「勤務時間の面で、今の働き方に満足していますか?」という質問をすると、「満足している」と答えた人はギリギリ出社派が65%、早朝出社派が35%。半数以上の早朝出社派が、今の働き方に不満を持っていることが分かった。早く帰ってプライベートを充実させるために朝残業に取り組んでいるわけではなく、残業しても仕事が終わらないからやむなく早朝に出社しているのが残念ながら現状のようだ。

■早朝出社で得られる“得”とは

「早起きは三文の徳」というように、早朝出社で得られるもののエピソードを聞くと、以下のような声が挙がった。

【電車トラブルの心配なし!】

「電車が遅れても遅刻にならない」(36歳/調理)
「満員電車に乗らずに済む。朝のラッシュでやる気を失くすことが多々あるので」(28歳/一般事務)

【朝イチのハイパー集中タイム】

「電話が鳴らないため、仕事を中断されることなく集中できる。始業時間までに頭がクリアになっている」(32歳/営業)
「周りの人から話し掛けられずに集中して仕事ができる」(34歳/総務・人事)
「まだ誰もいないオフィスで集中して仕事の準備ができ、就業開始時間からしっかり仕事ができる」(32歳/コールセンター、スーパーバイザー)

【効率良く働くための準備運動】

「その日の業務計画を見直したり、確認をする時間ができ、余裕を持って業務の準備が出来る」(37歳/接客・販売)
「就業準備をゆったりと行うことができる。また、『昨日は○○ができなかったから、今日は○○をやろう』など、確認もできるし、焦らずにすむ」(25歳/介護ヘルパー)

1日の疲れが溜まっている夜に仕事をするよりも、朝早く人が少ない時間帯の方が業務がはかどるという意見が多く寄せられた。また、朝に業務整理や準備を行うことで、その日1日の仕事をスムーズに進める効果もあるようだ。最近話題の早朝勤務ですが、朝早く出社して仕事をしたからといって、必ずしも早く帰れるという単純な話ではないことが垣間見れる結果となった。まずはそもそもの仕事の仕方や業務量を見直して、その上で「1日の仕事を効率的にしていくための大事な時間」として朝の時間を使うことが、仕事と働き方の質を上げる肝になりそうだ。

【調査概要】
・調査方法:転職サイト『女の転職@type』の20代~30代女性会員およびWebマガジン『Woman type』サイト読者へのWebアンケート
・調査期間:2015年4月16日~20日
・有効回答者数:214名