総合リクルート純利益7%増の697億円 前期、人材関連が好調
リクルートホールディングスが13日に発表した2015年3月期の連結決算は、純利益が前の期比7%増の697億円だった。企業の求人意欲の高まりで人材紹介など人材関連の事業が国内外で好調だった。販促メディア事業は住宅情報が苦戦したが、旅行や美容情報の伸びで補った。
売上高は1兆2999億円と9%増えた。人材派遣は10%増、求人情報など人材メディアは13%増えた。過去に買収した海外事業が貢献し、海外売上高比率は26%と2ポイント強上昇した。12年に買収した米求人検索大手インディードの売上高は461億円と85%増えた。
営業利益は4%増の1224億円で、のれん償却などを引く前では1914億円と6%増えた。主要3事業の償却前営業利益は軒並み増えた。販促メディアは消費増税で住宅情報「SUUMO(スーモ)」は振るわなかったが、旅行情報「じゃらん」などが支えた。
16年3月期の純利益は前期比7%減の650億円となる見通し。積極的な海外買収に伴うのれん償却が響く。償却前営業利益は2010億円と5%増える見込みだ。
峰岸真澄社長は同日の記者会見で、新規事業としてヘルスケア分野の強化を検討していると明らかにした。「数百億~数千億円規模のビジネスを目指す」という。