総合職場に対する不満トップ3は「賃金」「上司」「同僚」
どんな業界でも職場への不満はつきもの。この不満が募り、うつ病などの病気を発症するケースも増えてきていると言われている。
2010年に発表された財団法人労務行政研究所の調査結果によると、回答のあった252社のうち、メンタルの不調で1カ月間以上休職している従業員がいる企業は63.5%。2005年の調査では、50.9%だったので大幅に増加しているのが分かる。職場への不満がメンタルの不調に影響を及ぼすとなれば、もはや他人事ではない。日本法規情報株式会社では、同社が運営する以下のサイト『人事・労務・社会保険相談サポートト』『社労士事務所・社会保険労務士事務所検索サポート』『法律事務所検索サポート』『弁護士事務所検索サポート
企業法務と顧問弁護士検索サポート』の運用情報やユーザーへのアンケートを元に、就労環境問題に対する意識調査を行い、「職場への不満についての意識調査」について発表した。
◆「職場に不満がある」は全体の9割を超える結果に
まず、「今の職場に不満はあるか」についてアンケート調査を行なったところ「職場に不満がある」と回答した人は、91%、「不満はない」と回答した人は9%という結果となった。以上のように実に全体の9割以上の人が職場への不満を抱えている結果が分かった。次に「職場への不満」の具体的な内容についてアンケート調査を行なったところ、「職場への不満」1位は「賃金」2位は「上司」3位は「同僚」という結果に。「賃金・給与が安い」と回答した人が27%、「職場の上司が気に入らない」と回答した人が22%、「職場の同僚が気に入らない」と回答した人が14%、「残業が多すぎる」と回答した人が9%、「仕事内容が自分に合わない」と回答した人が8%、「正当な賃金が支払われない」と回答した人が7%、「職場いじめがある」と回答した人が7%、「職場の部下が気に入らない」と回答した人が6%だった。
次に職場の上司、同僚、部下への不満が合わせて42%であった結果を受け、それぞれの不満の理由についてアンケート調査を行なうと、1位は「人間的に尊敬できない」で44%となった。次いで「ミスを人のせいにするなど責任転嫁する」と回答した人が21%、「上司が仕事を押し付ける」と回答した人が14%、「上司がパワハラをする」と回答した人が14%、「仕事が出来ない」と回答した人が5%、「上司がセクハラをする」と回答した人が3%という結果に。
◆同僚への不満1位も「人間的に尊敬できない」
同僚への不満に関するアンケート調査の結果、1位は同じく「人間的に尊敬できない」で36%だった。次いで「仕事が出来ない」と回答した人が23%、「ミスを人のせいにするなど責任転嫁する」と回答した人が20%、「同僚が仕事を押し付ける」と回答した人が13%、「同僚がパワハラをする」と回答した人が6%、「同僚がセクハラをする」「自分より先に出世した」がそれぞれ1%という結果となった。
◆部下への不満1位は「言い訳をする」
部下への不満に関するアンケート調査の結果、1位は「言い訳をする」で22%という結果となった。次いで「注意しても素直に聞かない」と回答した人が19%、「仕事の覚えが悪い」「ミスを認めない」と回答した人がそれぞれ17%、「人間的に気に入らない」と回答した人が15%、「仕事が全く出来ない」と回答した人が10%という結果となっている。
職場での人間関係の悪化は労働問題につながりかねない。労働問題は、企業内での解決が第一だが、対応が十分でない場合や対応が困難な場合は労働問題として法律家に相談することで、打開策を提示される場合もある。社会保険労務士等に相談し、予防法務の観点からアドバイスを受けることが有効だ。
