総合Googleの採用担当が明かす、逸材を採用する4つの法則とは「面接は複数で行う」
世界で年間200万人を超える応募者が集まるというGoogle。その中から採用に至り、晴れて「Goolers(グーグル社員)」となれるのは数千人。応募者1人1人が所属部署の責任者と所属チーム、採用担当チーム、そしてCEOのラリー・ページによる面接を受け、1つのポジションにつき、約6週間かけて選ばれるそうです。
Googleの採用担当責任者が語る、殺到する応募者の中から「これは」という逸材を採用するための、4つの法則をご紹介します。

1.基準は高く設け、妥協しない
「採用活動を始める前に、まずどんな素質を持っている人材が欲しいのか、何を評価するのかをはっきりさせます。コツとしては、自分より優秀な人しか雇わない事です。」とGoogle社上席副社長・採用担当のラズロ・ボック氏が著書の中で語っています。
これは役員や専門技術職だけでなく、社内の全ての職務に当てはまること。仮に事務アシスタントを雇うのであれば、ただ電話対応と会議室の予約が出来る人を選ぶのではなく、自分よりもスケジュール管理や仕事の優先順位を決めるのがうまい人を見つけるのです。
「絶対に妥協してはいけません」とボック氏は語ります。
2.人材探しは自分たちで
Google社は、例えば全く新しい国に参入する場合などの例外を除き、採用を全て自社で行っています。過去には転職エージェントを利用した事もありましたが、現在は現役Google社員のネットワークを駆使することによって才能のある人材を発掘しています。
LinkedIn、Google+、同窓会名簿や職能団体も活用すべきとのことです。
3.面接は複数で行う
採用活動は1人だけでなく複数で行うことで客観的に判断できる、とボック氏は語っています。「面接にはその部署の長や人事部だけでなく、その人の部下や同僚となる社員も参加させ、彼らからの評価も採用基準に含めます。
さまざまな立場の人たちを含む事で公平な判断をするためです。」また採用後も、面接時に書かれた評価を見返し、実際の仕事ぶりと比較させます。これにより、採用する側の人材を評価する力をより洗練させることが出来るのだそうです。
4.入社するメリットを伝える
元上級副社長のジョナサン・ロゼンブルグ氏は、かつてはGoogle社員200人の履歴書を常にオフィスに保管していました。内定後、入社を迷っている人にはこの履歴書の束を見せ、「君は、この人たちと働けるんだよ」と話したそうです。
そこにはJavaScriptの開発者からオリンピック選手まで、ありとあらゆる分野のエキスパートたちばかり。わざと優秀な人の履歴書だけを見せたのですか、と聞かれることもよくあったそうですが正直な答えは「ノー」。
「なぜこの会社で働く事、その仕事をすることが大事なのか。素晴らしい人たちと仕事ができる。それを応募者に肌で感じてもらう事が大事なのです」。