総合強みは「ビッグデータの活用」、リクルートキャリアの戦略
Business Media 誠では、売り上げを伸ばしている成長企業や、話題の商品・サービスを提供する企業など、さまざまな業界で注目を集めている会社を中心に、各社のビジネス戦略を知るための連載をスタートしています。4回目は「リクルートキャリア」について。
強みは「ビッグデータの活用」
――現在の市場環境についてご説明ください。その環境をどのように受け止めていますか。
2012年秋、アベノミクスによる景気回復の風が吹きました。現場の人手不足感が限界であったこともあり、これが追い風となり企業は人材採用に積極的となり新卒、中途ともに企業の採用意欲は強いととらえています。
――2015年の企業戦略について聞かせてください。
既存事業のさらなる深化はもとより、介護、地域活性、ミドルシニアに関わる雇用や、新しい働き方に関わるサービスの提供にも力を入れています。
――御社の強みは?
国内最大級の求人求職に関わるビックデータを有し、それらの活用により企業と人がより最適に出会うことができる機会や場を提供できることです(関連記事)。加えて、さまざまな企業の人材戦略に応じて、人材紹介や求人メディアなどの採用手法を効果的に組み合わせてご要望にお応えし、多くのお客さまに対し採用成功の実績があることです。
――課題は?
「働く」ことにおいて、これまでの価値観が変化している今日。リクルートキャリアとして、時流をとらえ企業や個人のお客さまのご要望にいかに応えていくかが課題です。
別の場所で一定期間働く
――人材採用について聞かせてください。
採用に対する考え方・スタンスの前提を「社会期待に応えることを何よりも優先して、必要人材を採用する」に置いています。採用のシーンでは「かけがえのない持ち味」を何より尊重し、ともに探し続けるというビジョン・ミッションを自社にて体現しています。具体例を挙げると、面接の機会では、面接官が学生へ「働く喜び」を伝え、学生の「かけがえのない持ち味」を引き出しています。
――人材育成について聞かせてください。
上司がメンバーと真剣に向き合い、成長とキャリアを支援することにこだわっています。一人ひとりが仕事を通じて実現したいこと(Will)を明らかにし、その実現のために何ができるようになる必要があるのか(Can)を確認した上で、何をすべきか(Must)を考え、実行します。このサイクルを回し続けることで、一人ひとりが、自分で自分のキャリアを切り拓いていける存在になることを期待しています。
――社内制度改革にチカラを入れていますか。どこにポイントを置いていますか。
世の中の流れの先手を打った人事制度を策定しています。2014年はDive!という留学ならぬ「留職」の制度を作り、社員が会社ではない別の場所で一定期間働き、視野を広げ成長へとつなげる機会を提供しました。

