派遣派遣時給、一段と上昇 三大都市圏12月、技術者求人増
派遣社員の募集時給が一段と上昇した。求人情報大手のリクルートジョブズが15日発表した2014年12月の三大都市圏(関東・東海・関西)の平均時給は前年同月比2.4%高い1567円だった。単価の高い部品設計などを手がける技術者の求人が増えた。
19カ月連続で前年同月を上回り、07年2月の調査開始以来、過去最高の水準を更新した。11月に比べても0.4%上昇した。
依然としてIT(情報技術)分野などで人手不足が厳しい。リクルートジョブズによると「IT・技術系」の時給は4.8%上昇した。IT系の仕事は「人が集まらないために時給を引き上げている」(エン・ジャパン)。
時給水準の高い自動車部品や電子部品の設計を手がける技術者の求人も東海地方などで増えた。「円安を受けて製造業が生産拠点を国内に戻そうとしていることが影響している」(リクルートジョブズ)
求人件数の多い事務職の時給も0.8%高い。営業や英語関連の事務は仕事量が増えたものの、正社員やアルバイトなど直接雇用は難しい。経験を持つ派遣社員を高めの時給で募集しているとみられる。