新卒就職活動時期の繰り下げ、大学3年生の2割が「歓迎」、4割が「歓迎せず」
「大学生は学業を優先すべき」という政府からの要請に経団連が応える形で、2016年卒業予定者の就職活動の開始時期が学部3年の3月から解禁となった。これまでよりも3ヶ月繰り下げということになり、就職活動のスケジュール等が大きく変化していくことが予想される。株式会社クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する20歳~26歳の男女を対象に、「就職活動に関する調査」を実施した。
今回の調査では、2016 年の3月に卒業を予定している日本の4年制大学に通う大学3年生を対象に、彼らが11月末の時点で自身の就職活動に対してどのような意識・態度で取り組みをしているのか、その実態を把握することを目的に調査を行なった。調査の結果、就職活動時期の繰り下げに対しては、「歓迎している」が22.0%、「歓迎していない」が38.0%、「どちらとも言えない」が40.0%という結果になった。「どちらとも言えない」の割合が一番多いものの、全体的に就職活動時期の繰り下げに対して積極的に歓迎している様子は見受けられななった。
就職活動に対して不安を感じるかどうかを聞くと、不安に感じているのが85.5%、不安を感じていないのは14.5%と大多数が不安と捉えている結果に。また、不安内容を見ると、「内定が取れないかもしれない」が57.9%でトップ、次いで「どのような準備・対策をすればいいのかわからない」が55.0%と続き、就職活動そのものへの不安が大きいと窺える。また、「本当に自分のしたいことが何かわからない」、「自分に自信が持てない」がそれぞれ43.9%と、自己分析に関する不安も挙げられた。
社会人になっていくうえで目指したい働き方としては、「やりがいのある仕事をしたい」が78.5%を占め1位に。2位以降は、「自己を成長させたい」(73.0%)、「自分の可能性を広げたい」(71.0%)といった回答が続き、性別で見ると男性よりも女性にその傾向が強い様子がうかがえる。