制度利用8500人 半数就職 主婦インターン 企業の即戦力

女性雇用制度利用8500人 半数就職 主婦インターン 企業の即戦力

人手不足に苦しむ中小企業が実務経験のある主婦を実習生として受け入れる「主婦インターンシップ制度」の活用が広がっている。制度開始の昨年4月からことし9月末までに約8500人の主婦らが参加した。2013年度は実習生の約半数が正社員や契約社員として就職した(実習先以外の企業を含む)。

 人口減少に伴う中小企業の人手不足を解消する狙いで、経済産業省が制度を導入した。実習中の報酬は国が負担する。週三日、一日四時間から勤務可能で、育児中の主婦でも働きやすく、企業も国の支援を受けつつ即戦力を獲得できるメリットがある。

 この制度は、パソナやマイナビなどの人材派遣会社が窓口となり、中小・零細企業に紹介する。実習期間は二週間から三カ月で、主婦らには一日五千~七千円の報酬が支払われる。

 一三年度は約三千二百人、一四年度は約五千三百人が参加。一四年度は応募条件を「同一企業で一年以上の就業歴。パート、アルバイトでの経験も含む」と前年度より幅広くした。口コミなどで認知度が高まったこともあり、参加者が増えた。一四年度の募集は九月で締め切ったが、好評のため一五年度も募集する方向で検討している。