「便秘」は働く女性のストレスを顕著に増加させる

女性雇用「便秘」は働く女性のストレスを顕著に増加させる

女性の社会進出は、アベノミクス3本目の矢である成長戦略の重要課題の1つとして掲げられ、様々な分野で女性が活躍できる環境を整えることが必要とされている。この社会的機運とも相まって、仕事を通じて積極的に社会に貢献しようとする女性も増加の一途をたどっている。そのような中、便秘が働く女性の障害の1つとなっていることがある調査を通じて明らかになった。

「便秘」は働く女性のストレスを顕著に増加させる
「便秘が原因で仕事が億劫になった」と回答した20代以上の女性有職者194名のストレス度を10段階で測った結果。

アボット ジャパン株式会社は、5月に行なった便秘に関する意識調査回答者(直近1年間に「便秘の症状」があった16~91歳までの男女29,161名)の中から、「便秘の自覚症状として仕事や家事が億劫になり困っている」と回答した人を対象に追加調査し、「便秘が原因で仕事が億劫になった」と回答した20代以上の女性有職者194名を対象に分析した。その結果、便秘が有職女性のストレスを顕著に増加させるなどの悪影響が明らかになった。

■便秘の症状がある時はストレスが顕著に高まる

「便秘が原因で仕事が億劫になった」と回答した20代以上の女性有職者194名のストレス度を10段階で測ると、8~10の高ストレス度を選んだ割合は便秘の症状のない「通常時」は12%でしたが、「便秘の症状がある時」は69%と57ポイントアップした。

■便秘が原因で仕事が億劫になった女性有職者はストレスを受けやすい環境で過ごすことが多い

「便秘が原因で仕事が億劫になった」と回答した20代以上の女性有職者194名の生活習慣を見ると、まず生活習慣では「ストレスを受けやすい環境で過ごすことが多い」が60%でトップに。「甘いものをよく食べる」(59%)、「定期的に運動する習慣がない」(57%)、「家や会社など、屋内で過ごすことが多い(あまり出歩くことがない)」(53%)と続いた。

■「座りっぱなし」「立ちっぱなし」と同じ姿勢を続ける、「トイレに行く時間が取りづらい」などの身体的自由度が少ない職場環境に置かれている割合が高い

「便秘が原因で仕事が億劫になった」と回答した20代以上の女性有職者194名の職業特性では、「座りっぱなしでいることが多い」が53%でトップ。続いて、「なかなかトイレに行く時間が取りづらい」(29%)、「立ちっぱなしでいることが多い」(27%)と続いた。

■便秘への対応策として、医療機関の受診をあげた割合はわずか1割程度

上記194名が「最近1年間に行った便秘への対応策」として挙げたことのうち、「医療機関で診療を受けること」はわずか12%に過ぎません。水分の摂取(63%)や運動や体操(57%)、食生活の改善(48%)、市販薬の服用(46%)に比べると低くなっている。

■医療機関を受診していない170名のうち、約半数が便秘を「病気」と認識していない

「医療機関の未受診理由」を見ると、「便秘は医療機関を受診するような病気ではないと思ったから」が半数の50%とトップを占めた。次が「医療機関を受診するのが億劫、面倒だったから」の46%と続いた。

◎調査概要
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査・分析対象:直近1年間に「便秘の症状」があった16~91歳までの男女29,161名から、「便秘の自覚症状として仕事や家事が億劫になり困っている方」を抽出し、追加調査を実施。そのうち、「便秘の自覚症状として仕事や家事が億劫になり困っている女性」の有効回答は506名。「便秘症が原因で仕事が億劫になった」と答えた女性有職者194名を抽出し分析を行った。
調査期間:2014年6月20日~6月24日(5日間)
調査期間:株式会社アンテリオ