総合完全失業率、8月は3.5%に低下 女性は3.2%で18年ぶり低水準
総務省が30日発表した8月の完全失業率(季節調整値)は3.5%で、前月に比べ0.3ポイント低下した。改善は3カ月ぶりで、QUICKがまとめた市場予想(3.8%)を下回った。総務省は雇用情勢について「引き続き持ち直しの動きが続いている」と分析している。
今回は職探しを始めた後、仕事の内容や条件が希望と合わず、いったん取りやめた女性が増えた要因が大きかった。女性の完全失業率は0.5ポイント低下の3.2%と1996年8月(3.2%)に並ぶ18年ぶりの低水準となった。男性の完全失業率は横ばいの3.8%だった。
完全失業者数は230万人で18万人減少した。うち勤務先の都合や定年退職など「非自発的な離職」は6万人減、「自発的な離職」は2万人増、「新たに求職」している人は12万人減った。
就業者数は6362万人で前月比9万人増えた。一方、仕事を探していない「非労働力人口」は4487万人と13万人増えた。