総合「働きやすい会社」ランキング――新卒と中途で違い
新卒入社の社員は、年齢とともに会社への評価が高くなり、中途入社の社員は、年齢とともに会社の評価が低くなることが、企業リサーチサイトを運営しているヴォーカーズの調査で分かった。
20歳から54歳までのビジネスパーソンからサイトに投稿された評価を集計(2007年7月から2014年8月までのデータ)。「風通しの良さ」「社員の相互尊重」「人事評価の適正感」を分析したところ、新卒入社と中途入社の間で会社に対する評価に違いがうかがえた。
新卒入社の社員に評価が高い企業
新卒入社の社員に評価が高い企業はどこか。ランキングにまとめたところ「ボストンコンサルティンググループ」と「三春情報センター」がトップ。ボストンコンサルティンググループはグローバルに展開する戦略系コンサルティングファームだが、同社の従業員からは「組織はフラットで、パートナー(役員)からアソシエイト(ヴァイスプレジデントやディレクターに次ぐ役職)まで会話しやすい雰囲気」「新卒用のジョブを通じて実際の雰囲気をつかむことができた」といった声があり、仕事面でも組織面でもとけ込みやすい環境があることがうかがえた。
三春情報センターは、横浜・横須賀・鎌倉地域に密着した不動産の売買・賃貸仲介事業などを展開している。同社の従業員からは「社員の成長に着目している会社」「社風がオープンでフランクであった」といった声があり、なじみやすい社風と、成長できる環境が評価されているようだ。
3位には、経営コンサルティングの「コーポレイト ディレクション」、以下「スターバックス コーヒー ジャパン」「日本ナショナルインスツルメンツ」が続いた。
中途入社の社員に評価が高い企業
一方、中途入社の社員に評価が高い企業はどこか。評価ランキングの1位は、産業再生機構のCOOを務めた冨山和彦氏が率いるコンサルティング会社「経営共創基盤」。同社の従業員からは「多様なバックグランドを持つ人材の集まりであるため、非常に風通しがよく、個々の社員を尊重する風土がある」「パートナーとの距離感についても近く、社員を含めてふらっと議論ができる関係になっている」といった声があった。
2位には、ソフトウェアの販売などを手掛ける「アシスト」、3位には、企業の不動産、財務・金融などのアドバイスを行う「アライアンス・パートナーズ」がランクイン。アイストの従業員からは「社員の自主性を重んじた行動スタイルをとる」、アライアンス・パートナーズの従業員からは「厳しい一面もあるが、間違いなく社会人として成長できる環境だったと思う」などの意見があった。
4位には「グーグル」、5位には「生活協同組合コープみらい」がランクインした。


