総合外国人留学生、増加傾向にある国はどこか? 〜2017年度留学生調査1〜
2017年12月、日本学生支援機構(JASSO)より「平成29年度外国人留学生在籍状況調査結果」が公表された。ASIAtoJAPANが過去の公表資料との比較などを通じ、その内容をお伝えする。第1回は、「どこの国からの留学生が増加しているのか?」についてまとめる。

トップ5は中国、ベトナム、ネパール、韓国、台湾。上位5カ国の順位に変動は見られなかったが、増加率で見てみると、順位は以下のようになる。

最も増加率が大きかったのはスリランカだ。3,976人から6,607人と、対前年比は166%。2015年から2016年の前々年比で見ても172%増と、大きく伸びている。続くウズベキスタンも対前年比は163%。前々年比136%からさらに増加率は上がり、留学生数こそ1,047人と全体の17位ではあるものの、引き続き増加傾向にある。増加率130%台のバングラデシュ、フィリピン、カンボジアも、前々年比からさらに数字を伸ばし、堅調だ。
日本の学校に在籍する外国人留学生は26万7,042人。2016年の23万9287人からさらに増えているが、このうち大学(短期大学は含まず)と大学院に留学している学生数は12万3,919人。大学と大学院への留学生と、留学生全体の伸び率には大きな差が生じていることは以前指摘した通りだ。
自社の採用ターゲットとなる学生がどこにいるのか。今後は「大学別の留学生受け入れ数」や「理系留学生の状況」について見ていく。